AIフュージョンキャピタルグループの子会社ミライウェルスマネジメント(MWM、東京)は12月23日、ロンドンの暗号資産投資会社Re7 Capital Ltdと戦略的パートナーシップを結んだ。Re7は機関投資家や富裕層向けに約10億米ドルの暗号資産投資実績を持つという。MWMは自社のデジタル資産トレジャリー(DAT)運用の収益性向上と、投資家向けサービスの安定運用を狙う。

背景には、規制整備と機関投資家の参入拡大で暗号資産が「運用が求められる投資資産クラス」へ移行している点がある。Re7はDeFi(分散型金融)での利回り運用や、流動性の高い資産を使ったアルファ戦略(市場平均を上回る超過収益獲得を目指す手法)を強みとし、独自のリスク管理とコンプライアンス手順を用いるとされる。MWMは国内の事業基盤と法令順守体制を組み合わせ、日本の投資家にグローバル水準の運用ソリューション提供を進める。

一方Re7は、MWMを通じて日本市場に適合したコンプライアンスやリスク管理の枠組みを活用し、新たな資金流入の獲得を見込む。MWMは本件の当面の連結業績への影響は軽微としており、今後は運用高度化とサービス拡充の具体策が焦点となる。

【関連情報】

Re7 Capital Ltd:101 New Cavendish St, 1st Floor South, London, W1W 6XH

MWM:東京都港区赤坂二丁目11番2号 NOIR AKASAKA BLDG 3階

AIフュージョンキャピタルグループ公式:https://aifcg.jp/

source: PR TIMES

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